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大宮にあるから大宮ソフト

セカンド全国大会を終えて

time 2001/12/25

2001年12月23日、セカンドで最大のイベント、「ALL JAPAN CEPTERS CUP 2001」が行われた。

いやあ、良かったです、色んな意味で。
会場は盛り上がったし、時間もほとんど予定通りに進んだし(この手のイベントでは珍しいですよ。スタッフの方々の尽力もさることながら、やはり時間制限や期間条件、サドンデスルールが上手く働いたってことですかね?)。が、中でも私的に最も良かったと思えるのが、対戦内容そのものである。

私は準決勝から観戦させていただいたのだが、目の届く範囲だけでも、地水火風、全ての属性が使用されていた。しかも、前作の時のように「全ての属性から、いいクリーチャーだけを1~2匹ずつ持ってくる」というのではなく、一人一人がほぼ一色のコンセプトで固めて戦っているのである。その状況で四属性が全て準決勝で使われているのだ。それどころか、「魔王系」のクリーチャーが(決して受け狙いとか、ロマンとかでは無く)戦略的に投入されているではないか!いや、偉そうなことを言えば、「全ての属性が大会レベルで使用できる・なるべく単色コンセプトブックで戦えるようにする・巨大クリーチャーが活躍できるようにする」は、セカンドでのテーマの一部だったわけで、開発サイドとしては「してやったり」なのだが、これほど上手く働いているとは…。我ながら怖いくらいである。

決勝は前回優勝者の「ひげぶちょう」氏、Z杯優勝者の「TARE」氏などを含めた、そうそうたるメンバーで行われた(やっぱ上手い人が強いのだ。「カルドなんて運だけ」なんて言う奴はこれを見よ!)。
決勝では水属性が三人(火属性一人)という、私的には意外なブック構成の対戦となった。多分ここまでの戦いから、相手のブックを読み合ってそうなったのだろうが、属性が重なってしまった人は結構戦いにくかったのではないだろうか。

試合内容で印象的だったところは…まず、「TARE」氏のサプレッション大炸裂か。これほどサプレッションが活躍した試合も見たことが無い。リンカネーション、メズマライズ、テンペストは消され、前半快調だった「ひげぶちょう」氏は窮地に追い込まれた(ま、知名度が高いほど狙われるのは必然かな)。「TARE」氏はその後リバイバルで自分だけブックを復活させるという抜け目無さも。
「ルマー」氏の「聖堂なし護符ブック」も魅せてくれた。他のセプターはこの「隠し財産」に翻弄されたんじゃなかろうか。うかつに土地レベルを上げようものなら、護符の価値が上がって大変なことになる(現に、「ルマー」氏が目標額に達した瞬間もあった)。
各人の使うクリーチャーも意外性があって面白かった。「ひげぶちょう」氏のブラッドプリンや、「TOUMA」氏のリバイアサンなど、大会レベルの試合でお目にかかるとは思えなかったクリーチャーが出現し、しかも効果的に働いていることに驚かされた。

実力伯仲で、順位の入れ替わりの激しい、誰が勝ってもおかしくない戦いだったが、試合を制したのは「TARE」氏であった。やはりサプレッション+リバイバルで一歩抜きん出たところ、それから他の人と異なる属性を使用できたところ(読み勝ちってやつかな)が勝因だろう。おめでとうございました!
そして、大変面白い、ドキドキできる試合を見せてくれた決勝の四人全員に感謝したい。

唯一、決勝で不本意だったのは、「私の試合解説のダメさ加減」である…。特に今回「録られてるんじゃないか」という緊張感もあって頭が真っ白に…。メイン解説のMAXさん、ご迷惑おかけしました…。

しかし、大会を終わってみて、ふと「カルドセプトで本当に楽しませてもらっているのは、開発側の自分達なのではないだろうか」などと思ってしまった。単純に「面白いです」と言ってもらえるのもそうだが、大会で盛り上がってもらうとか、面白い試合をしてもらうとか、試合後に飲み屋に大挙してオフ会をやるという話を聞くとか、そういう一つ一つのことが楽しくて、「カルドやってよかった」と思わさせられているのである。本当に、セプターの皆さんには、こちらこそありがとうと言わせてもらいたい。

でも、サイン会で加藤先生に絵を書かせるなんて、それはやりすぎだと思うぞ。私も便乗させてもらったけど…(笑)。

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様々なパブリッシャーを渡り歩く、流浪のソフトハウス。

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