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大宮にあるから大宮ソフト

カルドセプトのカードの主役と言えば、やはりクリーチャーだろう。前回と言ってることが違うって?まあ、気にしないで。

セカンドでは、召喚条件の変更や種族の撤廃によって、クリーチャーの選択の幅がとても広がった。前作同様、特殊能力のあるHP30以下のクリーチャーも使い勝手がよいが、HPが50以上あるクリーチャーが(たとえ召喚条件があったとしても)かなり実戦に投入できるようになっている。
その理由としては、色々なクリーチャーを出しやすくなったため、戦闘中の攻撃力が平均して大きくなったということ(素手でLV3領地のグレムリンを倒せるような奴が比較的簡単に出せるようになった)や、ランドプロテクトが剥がされやすくなった一方、アンサモンが無くなり(!)、当面の「天井の脅威」がイビルブラストを含めたダメージスペルになったこと、また「HP30以下」を対象とする能力や効果の存在が挙げられる。

またセカンドではクリーチャーやアイテムの能力などに、「単属性ブック」を奨励するギミックがいくつか加わり、「単属性ブック」が実戦で活躍できる余地が生まれた。本来カルドは単属性が不利なゲームなのだが、これを少し単属性寄りに引き戻してみたのだ。これも戦略やブックのバリエーションを増やす要素になったと思う。

そして、新たなクリーチャー能力「領地能力」「全体能力」。これらはスペルの役割も果たすので、ブック中のスペルカードの領域を、一部これらに置き換えることもできるだろう。

このように、セカンドではクリーチャーの選択にもかなり個性を出せるようになった。大会などで個性的なクリーチャーを使う猛者が現れることを期待している。火属性ブックしか使わない、「炎使いXX」みたいなセプターが出てくると、これまた面白いと思う。

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様々なパブリッシャーを渡り歩く、流浪のソフトハウス。

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