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大宮にあるから大宮ソフト

今回、スペルがとにかく増えた。増加量では全てのタイプ中で最も多い。考えられるような効果を次々入れていったら結果としてずいぶん増えてしまった。前作は推測でカードを作っていたためネタに困ったものだが、今回は自分のプレイやセプターの皆さんのプレイというデータがあったので、アイデアで困ることは無く、逆にどれを切るかで悩まなければならなかったほどだ。

スペルは上級者にとっての戦略の要となる要素である。上級者になるほどブック内のスペルの割合は増えていく(ようだ)。極論すれば、領地なんて3つも持っていれば勝てるのである。クリーチャーは必要最低限で良い。あとは、いかに試合展開を自分の思い通りにコントロールするか、ということが重要になる。これがスペルの大きな役割だ。

そしてここにセプター毎の個性が出てくる (ま、クリーチャーやアイテムのチョイスでも充分個性出るけど)。ダイスをコントロールするか、クリーチャーを排除するのか、カードドローを重視するか、護符を重視するか、その他の手段で魔力を稼ぐか・・・。今回、そんなスペルのバリエーションが大幅に増えたので、戦略の幅が大きく広がったはずだ。この戦略バリエーションをぜひ楽しんで欲しい。

しかし、スペルが大幅に増えてしまったがことで、少し危機感も覚えている。「バランスを崩す?」いや、そんなことではない。それよりも、「まだ見たことの無いスペルを敵が頻繁に使うと、何が起こっているのか良く分からなくなるのではないか…」ということ。これはお互い様なので、もし相手が「今のスペル何?」と聞いてきたら、オンラインでも、オフ対戦でも、やさしく答えてあげてほしい。

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様々なパブリッシャーを渡り歩く、流浪のソフトハウス。

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