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セカンド エキスパンションの価値

time 2002/09/30

セカンドエキスパンション、いよいよ発売です!カルド1がSS→PS、セカンドがDC→PS2と来て、大宮的にも一区切りと言った感じのタイトルだ。皆さんの反応はどうだろうか。どきどきするし、楽しみでもある。

さて、遅まきながら、ここでセカンドエキスパンションの価値などを再確認したい。そういえばPS版の時もこういうのやったなあ。

セカンドエキスパンションは、基本的に移植版なので、DC版をプレイできなかった方々に特にオススメなのだが、DC版をプレイした方でも充分楽しめる要素がある。

一つは、新カードや変更カードによるゲームバランスの違い。新カードはもちろんだが、変更カードによるものも大きい。その筆頭は「リンカネーション」だが、これはPS版の頃からよほど変えようかと悩みつつ、DC版に至るまでそのまま放置していた物だ。今回はとうとうこれを変更している。これはシステムの変更と言っていいくらいの違いだと思う。それでもリンカネを使いつづけるか(まだまだ使う価値はある)、他のドローカードに切り替えるか(「ホープ」は編集大会では一番人気だったし、新カード「プロフェシー」もなかなか使える)、いっそドローカードに頼らないブック作りをするとか(カルドの場合、通常でも一試合40枚前後はカードが手に入るので、タイミングを考えなければ大抵のカードはドローできる)、色々流派が生まれてくれるとうれしい。
その他にも、人気カードだった「ミスルト」「グレイス」「デコイ」が弱くなったりしており、カード一枚一枚の選択も、DC版より悩んでもらえるのではないかと思う。

逆に強化されたカードもある。代表的なものを挙げてみる。「コラプション」「フォーサイト」はかなり強くなった。「ウィッチ」「フェイト」「ブックワーム」は能力が変更されてイイ感じだ。「スティンクボトル」もぜひ使ってみてほしい。

また、今回のテーマの一つに「風を使えるようにしよう!」というのがあった。その一環として、いくつかの風クリーチャーのコスト安くなり、それに加え「ウインドアムル」の効果が変わった。新カードの「ケンタウロス」「ホーリーラマ」もなかなか使い勝手が良い。大会で風ブックが活躍することを期待している。

2つ目は、メダルにまつわるもの。メダルは基本的には、ストーリークリアからカードコンプリートの間を埋める役割を担う物だが、漫然とプレイしていてもなかなか手に入らない。ハードルが高い分、メダルを取ること自体がかなり楽しめる物だと思う。PS2版はネット対戦が無いので、ソロプレイをより楽しむ要素としてメダルが追加されている。相変わらず「カルドは対人戦が花」だとは思うが、PS2版では、それに反する「頑なにソロプレイ派」も増えるのではないかと考えている(「頑なにソロプレイ派」は以前から存在している。特に奥様層に多いらしい)。
また、おまけマップが搭載されたことも挙げられる(マップはメダルを集めることで徐々に手に入る)。マップの中には懐かしいカルド1のマップもあり、「カルド1のマップをセカンドのカードでプレイするとどうなるのか」を試すことができる。おまけマップは全部で20個ある(デフォルトマップと合わせると40個のマップが遊べることになる)。セカンドエキスパンションでもマップのネット配信は行われる予定だが、ネットに繋げない人にも潤沢にマップを楽しんでもらえるだろう。

最後はやっぱり、「PS2版」だということかな。PS2はしばらく現役バリバリでいてくれそうなので、長いスパンでじんわり広がってもらうとうれしい。…ってこれはこっち側の要素か。でも、今度は友達にも勧めやすいでしょ(苦笑)?

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様々なパブリッシャーを渡り歩く、流浪のソフトハウス。

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