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カルドセプト エキスパンション・プラス

time 2008/12/05

11/26から、カルドセプト エキスパンション・プラスが、ゲームアーカイブスで配信されています。

詳しくは、www.jp.playstation.comにて。


このPS版をベースにしてカルドセプトDSが作られました。画面写真的にはほとんど変わらないですね。
しかし、以前デザイナーズノートでも書いたように、カルドDSとPS版では中身は大きく変わっています。

いくつか挙げますと、まずカード。
基本的には、カルドDSはPS版にカードを追加したものなのですが、ひとつだけ「バンディクート」というカードだけはPS版にしか存在しません。能力は実際に見ていただきたいですが、これはこれで、なかなか使えるカードでした。

ルールの一部も変わっています。
昔は、「砦ボーナス」がありませんでした。なので、城でもらった資金(魔力)を計画的に使っていかないと、すぐジリ貧になってしまいます。昔は、城の直前では魔力2桁…なんてことがごく普通でした。セカンドで砦ボーナスが採用された際には「あのヒリヒリ感が好きだったのに!」なんていう旧バランスを惜しむ声も、ごく一部にはありましたね(笑)。

それから、かつては召喚条件の領地数をエリア毎で見ていました。「フレイムロード」とか召喚条件の多いクリーチャーが出しにくいこと…。そもそも、コストも全体的に高めだったので、それも巨大クリーチャーの出しにくさに一役買ってました。出せたらそれだけでヒーローでしたね。

などなど、今から見ると色々気になる点も多いPS版でしたが、実は今までのカルドセプトの中では、一番「売れた」ものなんですよね(たぶん)。つまり、カルドセプトの存在を世に知らしめた作品なわけでして、私的には思い入れも大きいのです。(DS版、がんばって兄貴を超えてくれ!・笑)

現在、カルドDSを遊ばれている方でも、もし機会があったらこのPS版に触れてみるのも面白いと思いますよ。見かけでは分からない、その違いにびっくりすると思います。

もし、カルドDSをまだ遊ばれていない方には、まずお試しでPS版を遊んでもらうのも良いかもしれません。お値段も安いですからね!

という感じで、ゲームアーカイブスの方もよろしくお願いします。

(ここまで行ったら、いっそSS版もどこかでリバイバルを…!?「交渉」なんてあったんですよ、当時は。
いや、SS版は流石にちょっと恥ずかしすぎるかな…。
それならむしろアーモダインを…。って、アーモはPS2ですが…。)

(2008.12.12 神宮)

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様々なパブリッシャーを渡り歩く、流浪のソフトハウス。

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